スキャナー、CADソフト、CAM+加工機、マテリアル、カラーリングシステム、シンタリングファーネスそれぞれを精選し独自に組み合わせた最新鋭のジルコニア加工用CAD/CAMシステム「ZEX」
ZEXレストレーションの特徴
■CIP(冷間等方圧加圧)で製造されたジルコニアディスクを使用
■徹底した材料の温度・湿度管理を行っている
■バラエティのあるカラーリングシステム
■インプラント補綴において既成のチタンベースを使用
■インプラント補綴専用のソフトウェアによるデザイン
■正確な温度管理が可能なシンタリングファーネスによる焼成
■コスト削減により従来より低価格に
■10年間保証(保証カード付)
従来品とZEX製品との違い
従来のジルコニアクラウンとZEXクラウンの大きな違いは、焼結前のカラーリング(染色)と、焼結後の製品の仕上がりにあります。カラーリング方法は、基本はディッピング(染色液に浸すこと)は行わず、筆塗りによって多色を塗り分けていきます。このことで、焼結した製品の仕上がりは、従来品と比べて歯冠の色調が単調にならず、歯頚部の色調から切縁の透明感のグラデーションの再現を可能としました。
焼結前のカラーリング(染色)について
ZEXのクラウンは筆塗りによるカラーリングでジルコニアフレーム自体に細やかな色調を与えることで、ポーセレンレイヤリング後の色調に深みを生み、オールジルコニアの場合は表面ステインが微量ですむため仕上がり時の色調が非常に長持ちします。
ミリング後 ▶ カラーリング後 ▶ 焼結後(約20%収縮)
Fluorescence(蛍光性)
当社独自のカラーリングシステムにて、シンターリング前のジルコニアフレームに蛍光性を付与することが可能です。それにより口腔内でしばしば見られるシャドウイング効果を排除し、自然な照明効果と軟組織の光透過を与える補綴物の作成が可能です。
使用するマテリアル
ミリングマテリアルには、CIPで製造されたジルコニアディスクを使用し、補綴の症状に合わせて、ジルコニアディスクを選択しています。
■フレームワーク向けのディスク
適度な透過性があり、ジルコニアアバットメントの製作にも使用
■インプラント、フルクラウン向けのディスク
より透過性が高く、インレー/オンレー、ラミネートべニアにも使用
■前歯部向けのディスク
最も透過性が高いが、その分強度が劣るために主に前歯部単独歯に使用
湿度によっては後工程のカラーリング(染色)やディスクの焼結収縮に影響が出るので、弊社では温度・湿度を一定に保つストレージにてジルコニアディスクを保管しています。
対応インプラント
Nobel Biocare, Straumann, ZIMMER BIOMET,
Dentsply Sirona, GC, Kyocera, Brain Base Corporation, 他。
詳しくは弊社までお問い合わせください。